【アルギニンの効果】トレーニングの効果を最大限に活かす栄養素

アルギニン＝ホエイプロテインの補助役

ホエイプロテインは筋肉をつけるのに最強のサプリですが、弱点があります。
その一つがアルギニンがあまり含まれていないと言うことです。
ホエイプロテインはアルギニンが少なく、別で補ってあげることで、さらなるバルクアップ効果を見込む事ができます。

アルギニンはアミノ酸の一つです。体内でも合成されるため、非必須アミノ酸に分類されます。
しかし、乳幼児や成長期の子供、大きなケガや手術後など体力消耗が激しいときは十分に合成できないことがあるります。
また、年齢を重ねると共に体内での合成量が減るため、大人でも十分摂ることがすすめられています。

アルギニンの働き

アルギニンは、体内にてアルギニンからシトルリンに変換される時に一酸化炭素(NO)を生み出します。
この一酸化炭素は、骨を強くしたり、血管を拡げる作用により動脈硬化を改善、予防するなど様々な働きを持っています。

食生活での摂取は難しい

アルギニンは、ナッツ類や海藻類、バナナなどに含まれていますが、日本人の食生活では中々アルギニンを満足に摂取できていないというのが現状です。
そのためサプリメントによる摂取が最も効率よく摂取できる方法です。

アルギニンの効果

そもそもアルギニンとは、非必須アミノ酸の一種です。
アルギニンはNO(二トリックオキサイド)という一酸化炭素が結合しているアミノ酸であり、アルギニンからシトルリンに交換される時に体内で一酸化炭素(NO)を出しています。
一酸化炭素による働きによって、血液の流れをよくすることができます。

他にも、アルギニンは成長ホルモンの分泌を助けるため筋肉増強、免疫機能向上、血流改善、精神的、肉体的強化、男性機能改善などに影響します。
そのため、日々アクティブに過ごされている方、特に運動やランニングなどを定期的に行われている方は是非摂取してほしい成分になります。

・成長ホルモンの合成を促進
→脂肪の代謝を促して筋肉組織を強化したり、身長の伸びにつながります。大人ではアルギニンは十分量作られ、成長ホルモンは成長期の１０代で最も多く分泌され、加齢とともに減少し４０代では約半分まで低下します。

・免疫力向上
→体内で一酸化窒素の産生を高めて、細菌やウィルスに対する抵抗力を高める働きや体内で発生するがん細胞を攻撃する働きがあり、また体の傷を治すのを早めたり、肌の健康維持を保ち助けたり、血流を改善することで運動性を上げる効果も期待されています。

・疲労回復
→他のアミノ酸と、エネルギー代謝で、エネルギーを効率よく生み出し、疲労回復を早めます。
また、他のアミノ酸とともに肝臓内の尿素回路の働きを高めて、脳疲労の回復も早めます。

アルギニンが含まれている食品

アルギニンはスイカやきゅうりなどのウリ科の植物に多く含まれている特徴があるほか、ナッツ類、海藻類にも含まれています。
しかし、ナッツ、海藻には脂質、塩分も含まれているため、アルギニンをサプリメントとして摂取した方が効率的です。
トレーニング時のアルギニンの摂取量とタイミングです。
アルギニンによる血管拡張効果は、血行をよくし、トレーニングパフォーマンスの向上に貢献します。
5〜9g程度をトレーニング開始60分前に摂取しましょう。